#78 抗凝固薬は服用回数が少ない方が患者さんはきちんと薬を飲んでくれるのでしょうか?

JJCLIP論文抄読会#78

2019年度第9回薬剤師のジャーナルクラブ開催のお知らせ

開催日時:2020年3月15日(日)

午後20時45分〜 仮配信
午後21時00分〜 本配信
なお配信時間は90分を予定しております.

*ツイキャス配信はこちらから.

抗凝固薬は服用回数が少ない方が患者さんはきちんと薬を飲んでくれるのでしょうか?

【仮想症例シナリオ】

あなたは,とある街の薬局の薬剤師さんです.

少しずつ暖かい日が増え,季節の変化が感じられるようになったある日のこと, 近隣医院の年配Dr.から電話がかかってきました.

「そちらで調剤してもらっている65歳のAさんなんですが,脳卒中リスクが高いから薬をちゃんと飲みましょうって言ってるのに,飲み忘れでほぼ毎回残薬調整してもらったり,おまけに生活習慣も守ってと何回言っても納豆を食べてしまって,結局INRコントロールがどうしてもうまくいかないんです.
仕方ないから,値段は高いけれどDOACに変えようかなって思っているんです.ただどのDOACが良いのかそこまで専門じゃないので良く分からなくてね,やっぱりワルファリンと同じ1日1回の薬のほうが,きちんと薬を飲んでくれそうだから良いものなんでしょうか?
幸い腎機能も肝機能もそこまで低下しているわけじゃないから,何でもいいのかなとも思ってるんですが,もしよかったら折り返しの電話で教えてもらえませんか?」

そりゃあ用法が分1のほうが飲みやすいからアドヒアランスも良いでしょうと即答しようと思ったあなたですが,「いや待てよ,ほんとにそうなのか?」と思って念のため文献を探してみると,運よく疑問に合致する論文を見つけることができたので,その場で早速読んでみることにしました.

【 お題論文 】

Pham PN, Brown JD.
Real-world adherence for direct oral anticoagulants in a newly diagnosed atrial fibrillation cohort: does the dosing interval matter? .
BMC Cardiovasc Disord. 2019;19(1):64.
PMID : 30890131

【使用するワークシート】

観察研究の論文を10分で吟味するポイント

観察研究 (592 ダウンロード)
クリックするとダウンロードできます

JJCLIPってなに?

薬剤師のジャーナルクラブ(Japanese Journal Club for Clinical Pharmacists:JJCLIP)
とは, 当法人が運営する,EBMを実践するための学びの場を提供するSNSコミュニティです.

設立当初は薬剤師向けを意識した勉強会でしたが,現在は他職種,および一般の方々にも楽しく視聴できるよう配慮をしております.

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